元ひきこもりのゆるふわ社会生活blog

元ひきこもりが社会生活を徒然なるままに書き綴ります

ひきこもり

僕は高校を中退して3年間ひきこもり生活をしていました。

ひきこもりの原因は、高校時代に周りの人たちとうまく馴染めなかったことが大きな原因です。

当時、高校に友達は誰一人としていませんでした。朝起きて学校に行き、授業と部活動をし帰宅して寝る、その間ほとんど人と会話することもありません。休み時間やお昼の時間には人目を避けるため部室へ行き時間を潰していました。教室にいると陰口を言われ、陰口を聞いていることに耐えられなかったからです。

 

苦痛だったのは体育の時間です。先生の『2人組作って』という言葉にいつもビクビクしていました。もちろん僕と2人組になる人などおらず、僕は先生といつもペアを組んでいました。周りの人達からはいつも笑われていました。そんな毎日が苦痛で仕方がありませんでした。少しでも学校へ行かなくていいように最初は風邪を引いたことを理由に学校を休んでいました。それから徐々に学校へは行かなくなり不登校となりました。外に出ると学校にいる時と同じように人から笑われたり、陰口を叩かれるんじゃないかという恐怖からずっと家にひきこもっていました。家の中だけが唯一安心できる場所でした。

 

そのまま不登校が続き、高校卒業の単位も足りなかったので最終的には高校を中退することになりました。ひきこもりが始まった当初は家族には何も言われませんでしたが、時間が経つにつれて家族から怒鳴られたり、無理やり家から追い出されたりといった機会が多くなりました。ついに家の中にも安心できる場所がなくなってしまいました。

 

ひきこもり生活を変える転機となったのが僕のおばあちゃんです。昔からいつも明るいおばあちゃんを僕は泣かせてしまいました。おばあちゃんの涙を見たのは唯一その時だけです。僕としても心の中にこのままではいけないという気持ちがありました。部屋の中から久しぶりに教科書を引っ張り出し勉強を始めました。目標は大学に合格することです。当時の僕はアルバイトして働くということがとてつもなく高い壁のように感じていたので、大学に合格することを目標にしました。まずは大学受験の資格を得るために高卒認定試験の準備をし、高卒資格を得るために勉強を続けました。高卒認定試験を受けた際には手応えはありませんでしたが、結果は合格。これで大学受験の資格を得ることができました。

 

高卒認定試験に合格した年にセンター試験を受験しました。結果は3割程度しか点数を取ることができませんでした。国立を受験する力がないのは重々理解していたので、私大の入学試験を受けましたが結果は不合格。自分の不甲斐なさを感じながらもう1年だけ勉強を続けることにしました。ネットや本で勉強のやり方を調べそっくりそのまま行動に移しました。自力で大学に合格すると決めていたので予備校などには通わず自宅で毎日勉強を続けました。雪の降る中センター試験を受け、その翌月2次試験を受けました。結果発表の日はインターネットで自分の番号を探しました。結果は合格。その後家族に大学受験に合格したことを伝えました。僕以上に喜んでいたことが印象的でした。ひとまず大学に合格したことでひきこもりを脱出することが決まりました。

 

今となっては良い思い出ですが、振り返ると当時の苦しみを思いかえしてしまいます。ひきこもりを脱出してから大体10年になります。このブログでは、当時の自分に伝えたかったことなど徒然と書いていこうと考えています。ささやかながら誰かのお役に立てれば幸いです。