元ひきこもりのゆるふわ社会生活blog

元ひきこもりが社会生活を徒然なるままに書き綴ります

あなたの職業は何ですか?

小学校から付き合いのある友人のちょっとした話。

 

小学生にも関わらず老け顔と低い声が特徴的だった彼は、同級生達からオヤジいじりをされていた。そんな彼と小学校から高校まで同じところに通っていた。その後、僕は高校を中退し彼は京都にある大学に進学した。周りのみんなが大学進学や就職していく一方で僕は高校を中退した後、ずっとひきこもりを続けていたこともあり劣等感を感じていた。しかしそのことも高卒認定試験に合格し大学入学、そして社会人となるに連れてその感情も徐々に薄くなっていった。

 

僕が高校を中退して以来、小中学校の友人とずっと音信不通であったが社会人という肩書きを手に入れた今、僕は思い切って旧友に連絡を取り集まることにした。5人程集まり話を聞いていると、僕が音信不通の間に地元を離れ県外で就職した人、いつの間にか結婚して子供がいる人もいてそれぞれ自分の道を進んでいるんだなと感じていた。オヤジ顔が板に付いてきた小学校からの友人の近況を尋ねてみるとどうやら彼は大学卒業後、京都から地元へ戻りとある会社で働いてるらしい。会社で何をやっているのか聞いてみると彼が一言「俺、枕営業やってるよ。」確かに極一部の層から絶大な支持を受けそうな彼である。枕営業をやっていても生計を立てていけるだろう。実際、枕営業とは言っても枕や布団なんかの寝具を販売しているだけだ。知らぬ間に親父ギャグも習得したらしい。

 

とはいえ、自分の職業を聞かれた時にユーモアで返せるのは羨ましい限りである。僕も考えてみよう。油を売ってます。どちらかと言えばそんなに暇ではないし油を売る仕事でもない。夢を売ってます。夢を売るというよりも数字でもってリアリティをまじまじと叩きつける方だから夢は売ってない。夢を壊す職業の方が近いだろう。考えてみるがなかなか思い浮かばない。

 

そういえば最近、枕営業をしていた彼が転職をしたそうだ。今、彼は何を売っているのだろうか。今度会う時までの密かな楽しみだ。