元ひきこもりのゆるふわ社会生活blog

元ひきこもりが社会生活を徒然なるままに書き綴ります

ドジっ子美容師

地方から東京へ上京してきてちょっと悩んだことある。それは美容院選びだ。ひきこもりの時から転職をして東京へ上京するまでの間、美容院の雰囲気が苦手すぎて自分で髪を切っていた。セルフカットを続けていても良かったのだが、東京へ来たことを機に気持ちを改め美容院に行くことにした。

 

美容院といえばお店の前からオシャレじゃない奴は入ってくるんじゃねぇよ感を醸し出してくるし、髪を切っている間の会話がまたコミュ障にとっては辛いのだ。ファッション誌やグルメ雑誌を渡してくれるが、ひきこもり要素満載の僕にとってファッションやグルメなんか興味がないのでパラパラっとページをめくっただけですぐに読み終わってしまう。結局、美容師との会話も盛り上がらず満面の苦笑いで時を過ごすのだ。

 

さてそんな悲しい思い出しかないから美容院は慎重に選んだ。僕でも入りやすいところ。そう、席数の少ない小規模な店舗で寂れた感のあるお店だ。寂れたと言うのは失礼なので隠れ家的なお店と言った方が適切かもしれない。担当してくれたのは丸メガネのバイオレットな髪色が印象的でどこかDr.スランプのアラレちゃんを彷彿とさせる。毎回髪を切るたびに1回はハサミを落としているし、電話対応のため髪を切るのを中断し再び戻ってきた時には何の話をしてましたっけ?とお話の内容も一切忘れている様子のアラレちゃん。終いにはハサミを僕の頭に突き刺すことだって稀にあるのだ。美容院でハサミが頭に刺さって死んだと言うニュースがあればそれはきっと僕のことだろう。なんて思いながらかれこれずっとそこに通っている。ハサミを頭に突き刺すのは勘弁してほしいが、良い意味で気楽に行けるところなので末長く続いてほしいものだ。